大会テーマ
Once in a Lifetime Opportunity
~Treasure This Moment~
一期一会~この瞬間が宝物~
大会コンセプト
アジア諸国においては近年、新興国の目覚ましい発展により、世界各国から高い注目を集め世界経済の中心となりつつある中で、世界の分断を加速させた新型コロナウイルスを起因とするパンデミックが人類のあらゆる尊厳を脅かし、私たちの生活に甚大な影響を与えています。この未曾有の困難を乗り越えるには、国内経済の充実、そして国際経済との密接なる連携であり、各国との相互理解と連携で民間外交を推し進め真のレジリエンスを求めることが必要です。
堺市は、中世に国際貿易が盛んに行われ、ヒトモノ文化が交流し、世界的にも数少ない独立した「自由・自治都市」を形成させた会合衆を輩出しました。彼らの独創的な発想や異国文化への寛容さが、現在の茶道につながる茶の湯文化の大成に大きな影響を及ぼしてきました。また高石市も、堺泉北臨海工業地帯の軸として発展をとげている中核都市になりました。
ASPAC堺高石大会は、ヒトモノ文化・情報を能動的に地域と連携を図り発信することで一人ひとりが成長し未来の補助線を描けるようなプログラムを取り入れ、JCIメンバーとの民間交流の視点で活かすことができる活動が新たなるまちづくりのイノベーションに繋がり、その瞬間に他では味わうことのできない大切な時間を共有し、持続可能な新たなる時代への変革の起点となる大会とします。
予測できない変化が社会全体で起こり続けるニューノーマル時代のなか、アジア諸国のJCIメンバーと強固なパートナーシップを構築し相互理解をするために茶道の心得、「一期一会」の精神で、おもてなしの心と誠意を尽くす気構えで、恒久的な世界平和の実現と安心・安全なまちづくりに向けて進んでいきます。
ロゴコンセプト
向かい合う大小の風船の形は一生に一度の出会いを表しており、円の形成は「会議」と「強いパートナーシップ」を表しています。それぞれの風船の形は、「緑茶の町」の「茶葉」を表しています。そして、会場をさらに象徴するために、大小の色の組み合わせは、街の鳥のように見えるように設計されています。街の鳥のモチーフの見方によっては、「安全と安心」と「恒久的な世界平和」を表す鳩のように見えることもあります。